プロフィール

伊地知宏幸

バリトン

鹿児島に生まれる。作陽音楽大学(現くらしき作陽大学)にて声楽を学び、作陽音楽大学オペラマイスタ-クラスにてディプロマ取得(4年)その後、研究員として2年在籍。1990年渡欧。1995年ウィーン国立音楽大学リ-ト科卒業、その間オペラ科にも在籍し、声楽をラルフ・デーリング、オペラをディーター・ビュルター・マレ-ルとレオ・プレットナ-、歌曲・オラトリオをノーマン・シェトラーに学ぶ。1996年より宮廷歌手ヒュ-・べレスフォードに声楽を師事。1993年フィガロ役『フィガロの結婚』シェ-ンブルン歌劇場にてオーストリアデビュ-。その後伯爵役『イル・カンピエッロ(ヴォルフ・フェラ-リ)』でヨ-ロッパ演奏旅行26回公演にて好評を博す。

 

1987年日演連新人演奏会出演。同年霧島国際音楽祭において、ハルトムート・ヘンヒェン指揮、モーツァルト、ドン・ジョヴァンニのレポレロ役にて奨励賞受賞。1992年イタリア、フィナーレ・リグーレの国際声楽コンクール<パルマ・ドーロ>3位入賞。

 

1987年より、オーストリア、ドイツ、スペイン、イタリア、台湾、日本において、多数のオペラ公演に出演し、好評を博す。レパートリーは、グリエルモ(モーツァルト・コシファントゥッテ)、パパゲーノ(モーツァルト・魔笛)、フィガロ(モーツァルト・フィガロの結婚)、レポレロ、ドン・ジョヴァンニ(モーツァルト・ドン・ジョヴァンニ)、エスカミーリォ(ビゼー・カルメン)、マルチェロ、ショルナール(プッチーニ・ラ・ボエーム)、シャープレス(プッチーニ・蝶々夫人)、ベルコーレ(ドニゼッティ・愛の妙薬)、ホモナイ(ヨハン・シュトラウス、ジプシー男爵)、ジェルモン(ヴェルディ・椿姫)、ロドリーゴ(ヴェルディ・ドンカルロス)と、多岐に渡る。  

 

コンサート歌手としては、オーストリアのグラーツでの音楽祭、シュティリアルテにおいて、ニコラウス・アーノンクール指揮、シューマン作曲のオペラ<ゲノヴェーバ>において、バルタザー役を歌いCD録音を行なう。その他、ウィーンの楽友協会ブラームスホールにおいて、トーマス・ダニエル・シュレー作曲の<主の炎>の初演にソリスト出演。同大ホ-ルにてエリアス(メンデルスゾ-ン)出演。エルヴィン・オルトナー指揮のCD録音シューベルト合唱曲全集においてソロパートを務めている。

 

クロスター・ノイブルク教会の専属歌手。

 

その他、ヨーロッパ、日本、台湾などでも数多くの歌曲やオペラアリアの夕べなどに参加、好評を博した。

 

1999年より、ウィーン国立歌劇場合唱団員。ソロ契約としてプッチーニのジャンニ・スキッキ、やリヒャルト・シュトラウスのサロメ、フィデリオ(ベートーヴェン)、椿姫(プッチーニ)、オテロ(ヴェルディ)、薔薇の騎士(R・シュトラウス)、ローエングリン(ワーグナー)、ロベルト・デヴェリュー(ドニゼッティ)、マノン(マスネー)ユダヤの女(アレヴィ-)など現在も出演中。またザルツブルク音楽祭においては、ドン・カルロス(ヴェルディ)デポティ-ルテ役で出演。


はーもにーどらいぷるす(HarMoniE3+)

はーもにーどらいぷるす(HarMoniE3+)とは…

ハーモニー=ハーモニー、どらい=3(人)、ぷるす=ぷらすを合わせた造語で、3人3種類の楽器で奏でるハーモニー、そしてそれにとどまらず、発展していこうという想いでつけたグループ名。グループ名の大文字のアルファベットは各メンバーの名前のイニシャル。

 

H=後藤裕美

ソプラノ

武蔵野音楽大学を経てウィーンへ留学。

アーノルド・シェーンベルク合唱団に所属し、由緒ある劇場にて様々なオペラに出演した他、ソリストとしてもオーストリア各地で演奏活動を行う。帰国後は合唱指導、第9のソリストや様々なオペラで大役を務めるなど、東京や大分を中心に活動している。

 

M=佐々木真弓

バイオリン

桐朋女子高等学校音楽科を経て、ウィーン国立音楽大学及び大学院を首席で卒業。ウィーンにてディヒラー=サトー国際コンクール優勝、スペイン、シッジェスにてミラベント2世国際室内楽コンクール2位。オーストリアを中心にヨーロッパで活躍後帰国し、現在は演奏活動の傍ら後進の指導にもあたっている。

 

E=遠藤有香

ピアノ

ウィーン市立音楽院大学ピアノ演奏科を首席、その後プライナー音楽院で、ピアノ、声楽伴奏法を学びながら声楽、楽器などの伴奏者として活動する。現在多数の合唱団などの専属ピアニストの他、国内各地で演奏活動を行なっている。

 


園部菜生子

ピアノ

水戸市出身。茨城大学卒業。

ピアノを 佐藤ユリ氏、佐藤篤の各氏に師事。声楽伴奏を Libero Canto Japan代表の長谷川敏氏に、バレエピアノを奥昌子氏、星美和氏の各氏に師事。

室内楽・声楽・管・弦楽器のコンクールやコンサートの伴奏、水戸少年少女合唱団の伴奏兼合唱指導、千葉県少年少女オーケストラにてアンダーピアニスト・歌唱指導などの経験がある。

千葉ジュニアオペラ学校ではH26年度9月から合唱指導をしている。

国内において、ピアノ伴奏コンクール;入賞、日本ピアノ歌曲伴奏コンクール;入選・特別賞。

現在,フリー伴奏ピアニスト、東京国際芸術協会伴奏ピアニスト、茨城演奏家連盟会員、M'z BALLET STUDIOのレッスンピアニスト、ピアノレッスン「TON」主催(現在は出張レッスンのみ)。